2025年度微分積分学I期末試験の問題用紙にある微分に関する問題を解きます。 具体的には、以下の2つの問題に答えます。 * 問1: 次の関数を $x$ について微分せよ。 (1) $4x^5 + 3x^2$ (2) $e^{-2x^2}$ (3) $\sin{4x}$ (4) $3\sqrt{x}$ (5) $\frac{1}{2-x}$ * 問2: 次の関数を $x$ について微分せよ。 (1) $x^{2x}$ (ただし $x > 0$) (2) $\sin(3x^2)$ (3) $\frac{x}{1+4x}$ (4) $\log \sqrt{\frac{1+3x}{1-3x}}$
2025/7/18
## 解答
1. 問題の内容
2025年度微分積分学I期末試験の問題用紙にある微分に関する問題を解きます。
具体的には、以下の2つの問題に答えます。
* 問1: 次の関数を について微分せよ。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
* 問2: 次の関数を について微分せよ。
(1) (ただし )
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
**問1**
(1) の微分
多項式の微分は、各項ごとに微分して足し合わせます。
したがって、
(2) の微分
合成関数の微分(チェーンルール)を使います。
とおくと、
したがって、
(3) の微分
これも合成関数の微分です。
とおくと、
したがって、
(4) の微分
なので、
(5) の微分
なので、合成関数の微分です。
とおくと、
したがって、
**問2**
(1) (ただし ) の微分
両辺の自然対数をとります。
両辺を で微分します。
(2) の微分
合成関数の微分です。
とおくと、
したがって、
(3) の微分
商の微分公式を使います。
とおくと、
したがって、
(4) の微分
まず、対数の性質を利用して式を簡単にします。
各項を微分します。
したがって、
3. 最終的な答え
**問1**
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
**問2**
(1)
(2)
(3)
(4)