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1. 問題の内容
問題は3つのパートに分かれています。
* **問題10**: 全体集合 と、その部分集合 と が与えられたとき、指定された集合を求める。
* **問題11**: 1から100までの整数のうち、指定された条件を満たす整数の個数を求める。
* **問題12**: 順列 と階乗 の値を計算する。
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2. 解き方の手順
### 問題10
まず、全体集合 を具体的に書き出すと となります。
(1) (Aの補集合): の要素のうち、 に含まれない要素の集合。
(2) (Bの補集合): の要素のうち、 に含まれない要素の集合。
(3) (Aの補集合とBの共通部分): と の両方に含まれる要素の集合。
(4) (AとBの補集合の和集合): または に含まれる要素の集合。
(5) (Aの補集合とBの補集合の共通部分): と の両方に含まれる要素の集合。
(6) (AとBの和集合の補集合): に含まれない要素の集合。
(7) (AとBの補集合の共通部分): と の両方に含まれる要素の集合。
(8) (AとBの和集合): または に含まれる要素の集合。
### 問題11
(1) 8の倍数: より、12個。
(2) 12の倍数: より、8個。
12で割り切れない数: 個。
(3) 8の倍数: 12個。(上記(1)より)
12の倍数: 8個。(上記(2)より)
8の倍数であるが、12の倍数でない数:
8と12の最小公倍数は24。24の倍数は100までに4個()
よって、8の倍数であるが、12の倍数でない数は、個。
(4) 8の倍数であるが、12の倍数でない数:
上記(3)より、8個。
(5) 8でも12でも割り切れない数:
8の倍数または12の倍数である数は、個。(8の倍数の数+12の倍数の数 - 24の倍数の数)
個。
(6) 8で割り切れない、または12で割り切れない数:
これは、8の倍数または12の倍数でない数、ということと同じです。
8の倍数である数は12個なので、8で割り切れない数は個
12の倍数である数は8個なので、12で割り切れない数は個
8でも12でも割り切れる数(24の倍数)は4個です。
したがって、8で割り切れない数または12で割り切れない数は、個
### 問題12
(1)
(2)
(3)
(4)
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3. 最終的な答え
**問題10**
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
**問題11**
(1) 12個
(2) 92個
(3) 8個
(4) 8個
(5) 84個
(6) 96個
**問題12**
(1) 60
(2) 4
(3) 5040
(4) 120