両親と4人の子供(息子2人、娘2人)が手をつないで輪を作るとき、以下の問いに答える問題です。 (1) 6人の並び方は全部で何通りあるか。 (2) 両親が隣り合う並び方は何通りあるか。 (3) 両親が正面に向き合う並び方は何通りあるか。 (4) 男性と女性が交互に並ぶ並び方は何通りあるか。
2025/7/22
1. 問題の内容
両親と4人の子供(息子2人、娘2人)が手をつないで輪を作るとき、以下の問いに答える問題です。
(1) 6人の並び方は全部で何通りあるか。
(2) 両親が隣り合う並び方は何通りあるか。
(3) 両親が正面に向き合う並び方は何通りあるか。
(4) 男性と女性が交互に並ぶ並び方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) 6人が円形に並ぶ場合の数は、円順列の考え方を用いて計算します。円順列の場合、(n-1)! で計算できるので、(6-1)! = 5! となります。
(2) 両親をひとまとめにして考えます。このとき、両親の並び方は2通りあります。両親のまとまりと4人の子供の合計5つのものを円形に並べるので、(5-1)! = 4! 通り。したがって、両親が隣り合う並び方は となります。
(3) 両親が正面に向き合う場合、まず父親の位置を固定します。次に、母親の位置が父親の真向かいに決まります。残りの4人の子供の並び方は4!通りです。
(4) 男性と女性が交互に並ぶ場合、まず父親の位置を固定します。
次に、女性(母親と娘2人)の並び方は2つの席から2人を選ぶ方法なので、通り、娘2人の並び方は固定された女性の席に対して、通り。
息子2人の並び方は通り。
よって,通りとなります。
3. 最終的な答え
(1) 120通り
(2) 48通り
(3) 24通り
(4) 8通り