一辺の長さが10cmの正方形ABCDがある。点PはAを、点QはBを同時に出発し、毎秒1cmの速さで正方形の辺上をそれぞれB, Cまで移動する。三角形PBQの面積が12 $cm^2$になるのは、点P, Qが出発してから何秒後か。

幾何学正方形面積二次方程式時間図形速さ
2025/3/11

1. 問題の内容

一辺の長さが10cmの正方形ABCDがある。点PはAを、点QはBを同時に出発し、毎秒1cmの速さで正方形の辺上をそれぞれB, Cまで移動する。三角形PBQの面積が12 cm2cm^2になるのは、点P, Qが出発してから何秒後か。

2. 解き方の手順

点Pと点Qが出発してから tt 秒後の状態を考える。
- 点PはAからBへ向かうので、PBの長さは 10t10-t cmとなる。ただし、0t100 \le t \le 10
- 点QはBからCへ向かうので、BQの長さは tt cmとなる。ただし、0t100 \le t \le 10
- 三角形PBQの面積は、12×PB×BQ=12×(10t)×t \frac{1}{2} \times PB \times BQ = \frac{1}{2} \times (10-t) \times t と表せる。
- 問題文より、三角形PBQの面積が12 cm2cm^2になる時を求めたいので、
12×(10t)×t=12 \frac{1}{2} \times (10-t) \times t = 12
という方程式を解く。
両辺を2倍して、
(10t)×t=24 (10-t) \times t = 24
10tt2=24 10t - t^2 = 24
t210t+24=0 t^2 - 10t + 24 = 0
この2次方程式を解く。
(t4)(t6)=0 (t-4)(t-6) = 0
よって、t=4t=4 または t=6t=6
0t100 \le t \le 10を満たすので、どちらも解として適切である。
最も早く三角形PBQの面積が12 cm2cm^2になるのは、 t=4t=4 のとき。

3. 最終的な答え

4

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