f(x)=x3−3x より、f′(x)=3x2−3 である。 点 (t,t3−3t) における接線の傾きは f′(t)=3t2−3 である。 y−(t3−3t)=(3t2−3)(x−t) y=(3t2−3)x−3t3+3t+t3−3t y=(3t2−3)x−2t3 (2) 曲線 C と直線 l の接点以外の共有点の座標を求める。 x3−3x=(3t2−3)x−2t3 x3−3x−(3t2−3)x+2t3=0 x3−3t2x+2t3=0 (x−t)2(x+2t)=0 x=t (重解), x=−2t 接点以外の共有点の x 座標は x=−2t である。 このとき、y=f(−2t)=(−2t)3−3(−2t)=−8t3+6t よって、接点以外の共有点の座標は (−2t,−8t3+6t) である。 (3) 曲線 C と直線 l で囲まれた図形のうち、x≥0 の部分の面積を S とする。S=12 であるような t の値を求める。 −2t<0 なので積分区間は [0,t]。 S=∫0t{(3t2−3)x−2t3−(x3−3x)}dx=12 S=∫0t(−x3+3t2x−2t3)dx S=[−41x4+23t2x2−2t3x]0t S=−41t4+23t4−2t4=(−41+46−48)t4=−43t4 しかし、S=12なので、積分する順番に間違いがある。曲線Cが上、直線lが下
S=∫0t(x3−3x−(3t2−3)x+2t3)dx=12 S=∫0t(x3−3t2x+2t3)dx S=[41x4−23t2x2+2t3x]0t S=41t4−23t4+2t4=(41−46+48)t4=43t4 43t4=12 t≥0 より t=2