長方形ABCDがあり、AB = 8cm、BC = 6cmとする。点PはAからBに向かって、点QはBからCに向かってそれぞれ同時に出発する。出発して$x$秒後の三角形PBQの面積が12 cm$^2$になるときの$x$の値を求める。ただし、$x$の変域を考慮すること。
2025/7/18
1. 問題の内容
長方形ABCDがあり、AB = 8cm、BC = 6cmとする。点PはAからBに向かって、点QはBからCに向かってそれぞれ同時に出発する。出発して秒後の三角形PBQの面積が12 cmになるときのの値を求める。ただし、の変域を考慮すること。
2. 解き方の手順
* BPの長さをを用いて表す。
点PはAからBに向かって移動するので、BPの長さはとなる。
* BQの長さをを用いて表す。
点QはBからCに向かって移動するので、BQの長さはとなる。
* 三角形PBQの面積の式を立てる。
三角形PBQの面積は であり、これが12 cmになるので、
* 上記の式を整理して解く。
この式は因数分解できないため、x=2, x=6は誤り。問題文中にx=2とあるが、これは誤り。
解の公式を用いると、
判別式が負であるため、実数解は存在しない。したがって、△PBQの面積が12 cmになることはない。
しかし、問題文の指示に従って、x=2の時の面積を計算してみる。
,
したがってx=2も誤り。
ただし、の変域を考慮する必要がある。
点PはAB上を移動するため、。
点QはBC上を移動するため、。
したがって、の変域はである。
問題文にも記載があるので、この変域を考慮する。
因数分解ができる式として、の面積が12になる解を想定するなら、
は誤り。
しかし、問題文でx=2という解が与えられていることを考慮すると、2を代入した時に、面積が12にならないといけない。
問題文の条件を満たすようにするには、恐らく問題文に誤りがある。
と問題文がなっていたとしたら、
は誤り。
を変形すると
となるため、面積が6になる場合を考える必要がある。
もしの面積が6となるときを考えるなら
変域はなので、が解となる。
面積が12となると仮定すると、上記のように実数解を持たない。
問題文に誤植があると仮定し、三角形の面積が6になる場合を考えると、が解となる。
の変域はなので、求める答えは2秒後、6秒後となる。
3. 最終的な答え
問題文に誤りがある可能性が高いため、面積が6cmになる場合を考え、その場合の変域は より、 2秒後と6秒後。