まず、1ab1(3) は3進法の数、a0b(5) は5進法の数であることから、a と b の範囲を求める。 a は3進法で使える数字なので 0≤a≤2、b も3進法で使える数字なので 0≤b≤2。 同様に、a と b は5進法で使える数字なので 0≤a≤4、0≤b≤4。 したがって、0≤a≤2、0≤b≤2。 次に、1ab1(3) と a0b(5) をそれぞれ10進法で表す。 N=1ab1(3)=1×33+a×32+b×31+1×30=27+9a+3b+1=9a+3b+28。よって、5 に入るのは 9、6 に入るのは 3、7 に入るのは 28 となる。 N=a0b(5)=a×52+0×51+b×50=25a+b。よって、9 に入るのは 25 となる。 これらの式から 9a+3b+28=25a+b となるので、 2b=16a−28 b=8a−14 よって、11 に入るのは 8、12 に入るのは 14となる。
0≤a≤2、0≤b≤2を満たす整数 a, b を求める。 a=2 のとき、b=8×2−14=16−14=2。 これは条件を満たす。
よって、a=2, b=2。 したがって、14 に入るのは 2、15 に入るのは 2となる。
N=25a+b=25×2+2=50+2=52 よって、16 に入るのは 52 となる。