## 問題1
1か月後の商品Sの価格は元の価格に比べて60%の確率で1000円上昇、40%の確率で1000円下落すると仮定します。 現在価格10000円の商品Sを3か月後に10000円で買う権利のプレミアムはいくらになるかを求めます。
## 解き方の手順
この問題を解くには、3か月後の価格がどうなるかのシナリオを考え、それぞれのシナリオにおける利益を計算し、確率で重みづけして期待値を計算します。
* **1か月後:**
* 60%の確率で価格は11000円になる。
* 40%の確率で価格は9000円になる。
* **2か月後:**
* 1か月後の価格が11000円の場合:
* 60%の確率で価格は12000円になる。
* 40%の確率で価格は10000円になる。
* 1か月後の価格が9000円の場合:
* 60%の確率で価格は10000円になる。
* 40%の確率で価格は8000円になる。
* **3か月後:**
* 2か月後の価格が12000円の場合:
* 60%の確率で価格は13000円になる。
* 40%の確率で価格は11000円になる。
* 2か月後の価格が10000円の場合:
* 60%の確率で価格は11000円になる。
* 40%の確率で価格は9000円になる。
* 2か月後の価格が10000円の場合:
* 60%の確率で価格は11000円になる。
* 40%の確率で価格は9000円になる。
* 2か月後の価格が8000円の場合:
* 60%の確率で価格は9000円になる。
* 40%の確率で価格は7000円になる。
3か月後の価格が10000円を超える場合のみ、権利を行使して利益を得ます。権利行使価格は10000円なので、利益は(3か月後の価格 - 10000円)となります。
3か月後の価格が13000円になる確率: 。この場合の利益は3000円。
3か月後の価格が11000円になる確率: 。この場合の利益は1000円。
期待値(プレミアム)を計算します。
## 最終的な答え
1080円
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## 問題2
AとBの2人がボーリングをする。Aがストライクを出す確率は35%、Bがストライクを出す確率は20%である。AとBが1回ずつ投げるとき、少なくとも一人はストライクを出す確率を求めます。
## 解き方の手順
少なくとも一人がストライクを出す確率は、AもBもストライクを出さない確率を1から引くことで計算できます。
* Aがストライクを出さない確率:
* Bがストライクを出さない確率:
AもBもストライクを出さない確率:
少なくとも一人がストライクを出す確率:
パーセントで表すと:
## 最終的な答え
48%