この問題は、あるサイコロAの1の目が出やすいかどうかを、別のサイコロBを100回投げて得られたデータに基づいて判断する問題です。サイコロAを60回投げたところ、1の目が18回出ました。サイコロBを60回投げる試行を100回繰り返し、1の目の回数と度数が表にまとめられています。このデータを用いて、サイコロAの1の目が出やすいかどうかを統計的に判断します。また、別のサイコロA'を60回投げたところ、1の目が7回出たときに、1の目が出づらいかどうかを判断します。
2025/7/18
1. 問題の内容
この問題は、あるサイコロAの1の目が出やすいかどうかを、別のサイコロBを100回投げて得られたデータに基づいて判断する問題です。サイコロAを60回投げたところ、1の目が18回出ました。サイコロBを60回投げる試行を100回繰り返し、1の目の回数と度数が表にまとめられています。このデータを用いて、サイコロAの1の目が出やすいかどうかを統計的に判断します。また、別のサイコロA'を60回投げたところ、1の目が7回出たときに、1の目が出づらいかどうかを判断します。
2. 解き方の手順
(1) まず、表から1の目が18回以上出る確率を求めます。
18回の度数は1、19回の度数は1なので、合計の度数は1+1=2です。
したがって、1の目が18回以上出る確率は、 となります。
これは0.05 (5%)よりも小さいので、1の目が出やすいとは言えません。
したがって、判断できない。
(2) 1の目が7回以下しか出ない確率を求めます。
1の目の回数が4, 5, 6, 7回の度数はそれぞれ1, 2, 5, 9なので、合計の度数は1+2+5+9=17です。
1の目が7回以下しか出ない確率は、 となります。
これは0.05 (5%)よりも大きいので、1の目が出づらいとは言えません。
したがって、判断できない。
3. 最終的な答え
(1)
1の目が18回以上出る確率は なので、
0. 02 が最初の答えです。
基準となる確率5%と比較すると、Aは1の目が出やすいとは判断できない。
したがって、答えは 2
(2)
A'は1の目が出づらいとは判断できない。
したがって、答えは 2