(1)100セットの試行結果から、1の目が15回以上出る確率を計算し、基準となる確率5%と比較して、さいころAの1の目が出やすいかどうかを判断できるかを答える。 (2)別のさいころA'を60回投げたところ1の目が5回出たとき、基準となる確率を5%とするとき、「A'は1の目が出づらい」と判断できるかどうかを答える。
2025/7/18
1. 問題の内容
(1)100セットの試行結果から、1の目が15回以上出る確率を計算し、基準となる確率5%と比較して、さいころAの1の目が出やすいかどうかを判断できるかを答える。
(2)別のさいころA'を60回投げたところ1の目が5回出たとき、基準となる確率を5%とするとき、「A'は1の目が出づらい」と判断できるかどうかを答える。
2. 解き方の手順
(1)
* 1の目が15回以上出た度数を合計する。
* 合計した度数を、試行回数100で割って確率を求める。
* 求めた確率と基準となる確率5%を比較し、判断できるかどうかを答える。
1の目が15回以上出た度数は、15回から19回までそれぞれの度数を足し合わせることで求められます。
したがって、1の目が15回以上出る確率は、
なので、基準となる確率5%より高い。
確率9%は基準確率5%よりも高いので、Aの1の目が出やすいと判断できる。
(2)
* 問題文より、別のさいころA'を60回投げたところ1の目が5回出た。
* 表を参照すると、1の目が5回出たのは100セット中2セット。
* したがって、1の目が5回以下しか出ない確率は、1,2,3,4,5回の度数を足し合わせることで求められます。
1の目が5回以下しか出ない度数は、1+2=3。
したがって、1の目が5回以下しか出ない確率は、
なので、基準となる確率5%より低い。
確率3%は基準確率5%よりも低いので、A'は1の目が出づらいと判断できる。
3. 最終的な答え
(1) 0.09, 1
(2) 1