方べきの定理を適用する。点Pを通り、円の中心Oを通る直線を考え、円との交点をそれぞれC, Dとする。
このとき、PC⋅PD=R2−OP2 が成り立つ。ここでRは円の半径である。 問題文より、PA⋅PB=1 である。 C, Dは点Pに関して円周上にあり、Oに関して対称であるから、
PC=R−OP PD=R+OP である。
したがって、
PC⋅PD=(R−OP)(R+OP)=R2−OP2 となる。
与えられた条件より、PA⋅PB=1 かつ R=2なので、 R2−OP2=PA⋅PB 22−OP2=1 4−OP2=1