連続する3つの整数があり、その最小の数を7倍すると、3つの整数の和の3倍に等しくなります。 (1) 最小の数を $n$ とおくとき、残りの2つの数を $n$ で表します。 (2) 最小の数を $n$ とおいて、方程式を作ります。 (3) この連続する3つの整数を求めます。

代数学方程式整数連続する整数
2025/3/11

1. 問題の内容

連続する3つの整数があり、その最小の数を7倍すると、3つの整数の和の3倍に等しくなります。
(1) 最小の数を nn とおくとき、残りの2つの数を nn で表します。
(2) 最小の数を nn とおいて、方程式を作ります。
(3) この連続する3つの整数を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 連続する3つの整数は、最小の数を nn とすると、nn, n+1n+1, n+2n+2 と表せます。したがって、残りの2つの数は n+1n+1n+2n+2 です。
(2) 最小の数を7倍すると、7n7n です。
3つの整数の和は n+(n+1)+(n+2)=3n+3n + (n+1) + (n+2) = 3n + 3 です。
3つの整数の和の3倍は 3(3n+3)=9n+93(3n + 3) = 9n + 9 です。
問題文より、7n=9n+97n = 9n + 9 となるので、方程式は 7n=9n+97n = 9n + 9 です。
(3) 方程式 7n=9n+97n = 9n + 9 を解きます。
7n=9n+97n = 9n + 9
2n=9-2n = 9
n=92n = -\frac{9}{2}
しかし、nn は整数なので、解答に矛盾があります。
問題文を再度確認すると、「最小の数を7倍すると、それらの和の3倍に等しくなる」と解釈しましたが、これは「最小の数を7倍したものが、残りの2つの数の和の3倍に等しくなる」という意味でした。
(2) 最小の数を nn とおいて、方程式を作ります。
最小の数を7倍すると、7n7n です。
残りの2つの数の和は (n+1)+(n+2)=2n+3(n+1) + (n+2) = 2n + 3 です。
残りの2つの数の和の3倍は 3(2n+3)=6n+93(2n + 3) = 6n + 9 です。
したがって、方程式は 7n=6n+97n = 6n + 9 です。
(3) 方程式 7n=6n+97n = 6n + 9 を解きます。
7n=6n+97n = 6n + 9
n=9n = 9
連続する3つの整数は nn, n+1n+1, n+2n+2 なので、9,10,119, 10, 11 となります。

3. 最終的な答え

(1) n+1n+1, n+2n+2
(2) 7n=6n+97n = 6n + 9
(3) 9,10,119, 10, 11

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