(1) 側面積の計算
正四角錐の側面は合同な二等辺三角形です。
底面の1辺の長さを a とすると、側面の二等辺三角形の高さは 23a です。 したがって、側面の二等辺三角形の面積は
21×a×23a=43a2 正四角錐の側面は4つの合同な三角形からなるので、側面積は
4×43a2=3a2 (2) 側面と底面のなす角の計算
底面の正方形の中心をEとすると、AEは正四角錐の高さになります。
また、底面の1辺の中点をMとすると、AMは側面と底面のなす角を考える際に必要な線分になります。
点Aから底面に下ろした垂線の足Eは正方形の中心なので、EM = 2aです。 三角形AEMは直角三角形なので、tan(∠AME)=EMAE となります。 AEの長さを計算します。AD = 23a であり、DE = 2a です。 三角形ADEは直角三角形なので、AE2+DE2=AD2 が成り立ちます。 したがって、AE2=AD2−DE2=(23a)2−(2a)2=43a2−21a2=41a2 ゆえに、AE=2a です。 tan(∠AME)=EMAE=2a2a=1 したがって、∠AME=45∘