3つの直線 $x-2y+8=0$, $x+y-1=0$, $ax+y-5=0$ が三角形を作らないときの定数 $a$ の値を求めよ。

幾何学直線方程式三角形交点平行
2025/4/3

1. 問題の内容

3つの直線 x2y+8=0x-2y+8=0, x+y1=0x+y-1=0, ax+y5=0ax+y-5=0 が三角形を作らないときの定数 aa の値を求めよ。

2. 解き方の手順

三角形ができないのは、以下の3つの場合が考えられる。
(1) 3つの直線の中に平行なものが存在する。
(2) 3つの直線が1点で交わる。
(3) 2つの直線が一致する。(3直線の場合に含まれる)
(1) 3つの直線の中に平行なものが存在する。
3つの直線の傾きをそれぞれ求める。
x2y+8=0x-2y+8=0 より 2y=x+82y = x+8 なので y=12x+4y = \frac{1}{2}x + 4。傾きは 12\frac{1}{2}
x+y1=0x+y-1=0 より y=x+1y=-x+1。傾きは 1-1
ax+y5=0ax+y-5=0 より y=ax+5y = -ax+5。傾きは a-a
よって、
a=12-a = \frac{1}{2} のとき a=12a = -\frac{1}{2}
a=1-a = -1 のとき a=1a = 1
したがって、a=12,1a = -\frac{1}{2}, 1
(2) 3つの直線が1点で交わる。
x2y+8=0x-2y+8=0x+y1=0x+y-1=0 の交点を求める。
x2y+8=0x-2y+8=0
x+y1=0x+y-1=0
上の式から下の式を引くと、3y+9=0-3y+9=0 より y=3y=3
x+31=0x+3-1=0 より x=2x=-2
交点は (2,3)(-2, 3)
ax+y5=0ax+y-5=0 がこの点を通るので、
a(2)+35=0a(-2)+3-5=0
2a2=0-2a -2 = 0
2a=2-2a = 2
a=1a = -1
したがって、a=1a = -1

3. 最終的な答え

a=12,1,1a = -\frac{1}{2}, -1, 1

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