問1:縦3cm、横5cm、高さ6cmの直方体において、点Aから辺BFを通って点Gまで糸をかける。かけた糸が最も短くなる時の長さを求める。 問2:縦4cm、横8cmの長方形ABCDの紙を、対角線BDを折り目として折る。このとき、AFの長さを求める。

幾何学空間図形三平方の定理展開図相似長方形
2025/4/3

1. 問題の内容

問1:縦3cm、横5cm、高さ6cmの直方体において、点Aから辺BFを通って点Gまで糸をかける。かけた糸が最も短くなる時の長さを求める。
問2:縦4cm、横8cmの長方形ABCDの紙を、対角線BDを折り目として折る。このとき、AFの長さを求める。

2. 解き方の手順

問1:
直方体の展開図を考える。点Aから点Gまでの最短距離は、展開図上で直線になる。展開図は、長方形ABFEと長方形BCGFを平面上に並べたものになる。このとき、AGの長さを三平方の定理を用いて求める。
AGの長さは、
AG=(AB+BC)2+(AE)2AG = \sqrt{(AB + BC)^2 + (AE)^2}
AG=(3+5)2+62AG = \sqrt{(3 + 5)^2 + 6^2}
AG=82+62AG = \sqrt{8^2 + 6^2}
AG=64+36AG = \sqrt{64 + 36}
AG=100AG = \sqrt{100}
AG=10AG = 10
問2:
△ABFと△EDFにおいて、
∠BAF = ∠DEF = 90°
∠AFB = ∠DFE (対頂角)
よって、△ABF∽△EDFとなる。
また、折り返しているので、DE = CD = 8 cm
AF = xとおくと、FD = AD - AF = 4 - x
△ABF∽△EDFより、
AB : ED = AF : DF
4 : 8 = x : (4 - x)
4(4 - x) = 8x
16 - 4x = 8x
12x = 16
x = 16/12
x = 4/3

3. 最終的な答え

問1:10 cm
問2:4/3 cm

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