三角形ABCにおいて、$a=6, b=7, c=5$であるとき、以下の問題を解きます。 (1) 三角形ABCの面積Sを求める。 (2) 三角形ABCに内接する円の半径rを求める。

幾何学三角形面積ヘロンの公式内接円三辺の長さ
2025/4/3

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=6,b=7,c=5a=6, b=7, c=5であるとき、以下の問題を解きます。
(1) 三角形ABCの面積Sを求める。
(2) 三角形ABCに内接する円の半径rを求める。

2. 解き方の手順

(1) 三角形ABCの面積Sを求める。
ヘロンの公式を用いて三角形の面積を求めます。
まず、s=a+b+c2s = \frac{a+b+c}{2}を計算します。
s=6+7+52=182=9s = \frac{6+7+5}{2} = \frac{18}{2} = 9
次に、ヘロンの公式 S=s(sa)(sb)(sc)S = \sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)} に代入します。
S=9(96)(97)(95)=9324=216=66S = \sqrt{9(9-6)(9-7)(9-5)} = \sqrt{9 \cdot 3 \cdot 2 \cdot 4} = \sqrt{216} = 6\sqrt{6}
(2) 三角形ABCに内接する円の半径rを求める。
三角形の面積SSと内接円の半径rrの関係式 S=rsS = rs を利用します。
ここで、S=66S = 6\sqrt{6} かつ s=9s = 9 なので、
66=9r6\sqrt{6} = 9r
r=669=263r = \frac{6\sqrt{6}}{9} = \frac{2\sqrt{6}}{3}

3. 最終的な答え

(1) S=66S = 6\sqrt{6}
(2) r=263r = \frac{2\sqrt{6}}{3}

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