縦$x$ cm、横$y$ cmの長方形のタイルがある。このタイルを図2のように4枚並べると周囲の長さが70cmになり、図3のように7枚並べると周囲の長さが96cmになる。$x$と$y$の値を求める。

代数学連立方程式図形長方形方程式の解法
2025/4/3

1. 問題の内容

xx cm、横yy cmの長方形のタイルがある。このタイルを図2のように4枚並べると周囲の長さが70cmになり、図3のように7枚並べると周囲の長さが96cmになる。xxyyの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、図2の周囲の長さをxxyyで表す。図2の形は、横に3つのタイル、縦に1つのタイルが並んでいるので、周囲の長さは、2(3y+x+y)=2(4y+x)=8y+2x2(3y + x + y) = 2(4y + x) = 8y + 2xとなる。これが70cmなので、
8y+2x=708y + 2x = 70
次に、図3の周囲の長さをxxyyで表す。図3の形は、横に4つのタイルが並び、その上に縦に2つのタイルが並んでいる。したがって、周囲の長さは、2(4y+x+x+y)=2(5y+2x)=10y+4x2(4y + x + x +y)=2(5y + 2x) = 10y + 4xとなる。これが96cmなので、
10y+4x=9610y + 4x = 96
連立方程式
8y+2x=708y + 2x = 70
10y+4x=9610y + 4x = 96
を解く。
最初の式を2倍して
16y+4x=14016y + 4x = 140
2番目の式から最初の式を2倍したものを引くと
(10y+4x)(16y+4x)=96140(10y + 4x) - (16y + 4x) = 96 - 140
6y=44-6y = -44
y=446=223y = \frac{-44}{-6} = \frac{22}{3}
8y+2x=708y + 2x = 70y=223y = \frac{22}{3}を代入する。
8×223+2x=708 \times \frac{22}{3} + 2x = 70
1763+2x=70\frac{176}{3} + 2x = 70
2x=7017632x = 70 - \frac{176}{3}
2x=210317632x = \frac{210}{3} - \frac{176}{3}
2x=3432x = \frac{34}{3}
x=343×12x = \frac{34}{3} \times \frac{1}{2}
x=173x = \frac{17}{3}

3. 最終的な答え

x=173x = \frac{17}{3} cm, y=223y = \frac{22}{3} cm

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