関数 $y = f(x) = -x^2 + (2a+1)x + 5$ の $-2 \le x \le 3$ における最大値と最小値を、$a$ の値によって場合分けして求める。
2025/5/10
1. 問題の内容
関数 の における最大値と最小値を、 の値によって場合分けして求める。
2. 解き方の手順
まず、与えられた関数を平方完成する。
したがって、頂点の座標は である。
の位置によって場合分けを行う。定義域 であることに注意する。
場合分け:
(1) すなわち より のとき
このとき、 は減少関数なので、最大値は 、最小値は である。
(2) すなわち より のとき
このとき、最大値は頂点の 座標 となる。
最小値は、 と を比較して、どちらが小さいか考える。
となるのは すなわち のとき。
となるのは すなわち のとき。
のとき
したがって、
(2-i) のとき、最小値は 。
(2-ii) のとき、最小値は 。
(2-iii) のとき、最小値は 。これは に一致する。
(3) すなわち より のとき
このとき、 は増加関数なので、最大値は 、最小値は である。
まとめると、
のとき、最大値は 、最小値は 。
のとき、最大値は 、最小値は 。
のとき、最大値は 、最小値は 。
のとき、最大値は 、最小値は 。
のとき、最大値は 、最小値は 。
3. 最終的な答え
| a の範囲 | 最大値 | 最小值 |
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