一辺の長さが $a$ の正四面体ABCDにおいて、辺BCの中点をHとする。点Aから線分DHに下ろした垂線をAKとし、$\angle ADH = \alpha$とする。 (1) $\cos{\alpha}$ の値を求めよ。 (2) 線分AKの長さを求めよ。 (3) 正四面体ABCDの体積Vを求めよ。
2025/4/3
1. 問題の内容
一辺の長さが の正四面体ABCDにおいて、辺BCの中点をHとする。点Aから線分DHに下ろした垂線をAKとし、とする。
(1) の値を求めよ。
(2) 線分AKの長さを求めよ。
(3) 正四面体ABCDの体積Vを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) を求める。
において、であるから、余弦定理より
において、であるから、余弦定理より
(2) 線分AKの長さを求める。
の面積は、底辺をDHとすると高さがAKなので、と表せる。
一方、の面積は、と表せる。
よって、
より、
(3) 正四面体ABCDの体積Vを求める。
頂点Aから底面BCDに下ろした垂線の足をOとすると、Oは の重心となる。
したがって、
において、
正四面体の体積
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)