2次形式 $2x^2 + axy + 8y^2$ が、$a$がある値より大きい場合に、正の値にも負の値にもなりうるような、$a$の範囲を求める問題です。

代数学二次形式判別式不定値不等式
2025/7/21

1. 問題の内容

2次形式 2x2+axy+8y22x^2 + axy + 8y^2 が、aaがある値より大きい場合に、正の値にも負の値にもなりうるような、aaの範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

与えられた2次形式を f(x,y)=2x2+axy+8y2f(x, y) = 2x^2 + axy + 8y^2 とします。
この2次形式が正の値も負の値もとるためには、正定値でも負定値でもなく、不定値である必要があります。
f(x,y)f(x, y) が不定値である条件は、判別式 D=a24(2)(8)>0D = a^2 - 4(2)(8) > 0 が成り立つことです。
D=a264>0D = a^2 - 64 > 0 を解くと、a2>64a^2 > 64 より、a>8a > 8 または a<8a < -8 となります。
問題文より、「aがある値より大きいなら正の値にも負の値にもなる」とあるので、a>8a>8の場合を考えます。
このとき、2x2+axy+8y22x^2+axy+8y^2が正の値も負の値もとるためには、a>8a>8でなければならない。

3. 最終的な答え

8

「代数学」の関連問題

行列 $A$ が与えられています。 $A = \begin{bmatrix} 2 & 4 & -3 & 8 \\ 3 & -1 & 2 & -5 \\ 18 & 0 & 2 & 12 \end{bma...

線形代数行列転置行列
2025/7/21

与えられた方程式は、 $5x - 7y = -3x + 4y + 9$ この式を$y$について解く必要があります。

一次方程式式の変形文字式の計算
2025/7/21

与えられた一次方程式を解き、$y$を$x$の関数として表します。与えられた方程式は次の通りです。 $5x - 7y = 2x - 3y + 2$

一次方程式方程式の解法一次関数
2025/7/21

二次関数 $f(x) = 2x^2 + 2ax + 4$ (ただし $-1 \le x \le 1$) について、与えられた $a$ の範囲における最小値または最大値を求める問題です。選択肢の中から適...

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/21

2次方程式 $x^2 - 2x + m = 0$ が異なる2つの実数解を持つとき、定数 $m$ の値の範囲を求める。

二次方程式判別式解の範囲
2025/7/21

与えられた分数式 $\frac{x^3 - x^2 - 4x}{x^3 - 3x^2 + 3x - 1}$ を簡約化します。

分数式因数分解式の簡約化
2025/7/21

行列 $A = \begin{bmatrix} 2 & 4 & -3 & 8 \\ 3 & -1 & 2 & -5 \\ 18 & 0 & 2 & 12 \end{bmatrix}$ について、以下の...

行列線形代数行列の型成分行ベクトル列ベクトル
2025/7/21

問題1では、関数 $f(x) = -x^2 + 2x + 3$ について、$f(4)$と$f(-4)$の値を求める。 問題2では、関数 $f(x) = 3x^2$ について、$x$の値が1から4まで変...

関数二次関数関数の値平均変化率
2025/7/21

問題6では、常用対数表を用いて、$\log_{10} 158$ と $\log_{10} 0.123$ の値を小数第4位まで求めます。問題7では、$\log_{10} 2 = 0.3010$ と $\...

対数常用対数桁数
2025/7/21

行列 $A$ と $B$ が与えられています。 $A = \begin{bmatrix} 2 & 1 & 0 & 0 & 0 & 0 \\ 3 & 2 & 0 & 0 & 0 & 0 \\ 0 & 0...

行列ブロック行列行列の積
2025/7/21