A, B, C, D, E の5文字を全て使ってできる順列を、辞書式順に並べたとき、56番目の文字列を求める問題です。ただし、ABCDE が1番目とします。
2025/7/21
1. 問題の内容
A, B, C, D, E の5文字を全て使ってできる順列を、辞書式順に並べたとき、56番目の文字列を求める問題です。ただし、ABCDE が1番目とします。
2. 解き方の手順
5つの文字 A, B, C, D, E を使った順列の総数は 通りです。
辞書式順に並べるので、先頭の文字から順番に確定していくことを考えます。
まず、先頭の文字が A である順列は 通りあります。
先頭の文字が B である順列も 通りあります。
先頭の文字が C である順列も 通りあります。
したがって、先頭の文字が C までの順列は 通りとなります。
56番目の文字列は、先頭が C より前にあることがわかります。
通りなので、56番目の文字列は、先頭がBまでの順列よりも後ろにあります。
したがって、先頭の文字は C であるとわかります。
C で始まる順列の中で、何番目の文字列かを考えます。
番目になります。
次に、2番目の文字を考えます。C の次に A が来る順列は 通りです。
C の次に B が来る順列も 通りです。
CA で始まる順列は 6 通りなので、8番目の文字列は CA で始まる順列よりも後ろにあります。
したがって、2番目の文字は B であるとわかります。
CB で始まる順列の中で何番目の文字列かを考えます。
番目になります。
次に、3番目の文字を考えます。CB の次に A が来る順列は 通りです。
CB の次に D が来る順列は 通りです。
CBA で始まる順列は 2 通りなので、2番目の文字列は CBA で始まる順列そのものです。
つまり、CBA で始まる順列の2番目の文字列は、CBADE となります。
3. 最終的な答え
CBADE