(1) 関数 $F(x) = \int_0^x t(t-2) dt$ について、その導関数 $F'(x)$ を求め、極大値と極小値を取る $x$ の値と、その時の $F(x)$ の値を求めます。 (2) 関数 $G(x) = \int_0^x |t(t-2)| dt$ について、$0 \le t \le 2$ のときと、$t \le 0, 2 \le t$ のときの $|t(t-2)|$ を求めます。
2025/7/21
1. 問題の内容
(1) 関数 について、その導関数 を求め、極大値と極小値を取る の値と、その時の の値を求めます。
(2) 関数 について、 のときと、 のときの を求めます。
2. 解き方の手順
(1)
は積分の上端の変数 を被積分関数に代入することで求められます。
よって、アには 2 が入ります。
となるのは、 のときです。
の符号の変化を調べます。
- のとき、 なので
- のとき、 なので
- のとき、 なので
したがって、 で極大、 で極小となります。
イには 0、エには 2 が入ります。
よって、ウには 0、オカには -4、キには 3 が入ります。
(2)
を満たすのは の範囲です。このとき、 です。
を満たすのは の範囲です。このとき、 です。
よって、クには 2、ケには 0 が入ります。
3. 最終的な答え
(1)
ア: 2
イ: 0
ウ: 0
エ: 2
オカ: -4
キ: 3
(2)
ク: 2
ケ: 0