与えられた対数方程式 $\log_4(x^2 - 3x - 10) = \log_4(2x - 4)$ を解き、その解が真数条件を満たすかどうかを確認する問題です。

代数学対数方程式二次方程式真数条件
2025/7/21

1. 問題の内容

与えられた対数方程式 log4(x23x10)=log4(2x4)\log_4(x^2 - 3x - 10) = \log_4(2x - 4) を解き、その解が真数条件を満たすかどうかを確認する問題です。

2. 解き方の手順

まず、真数条件を確認します。
x23x10>0x^2 - 3x - 10 > 0 かつ 2x4>02x - 4 > 0 を満たす必要があります。
2x4>02x - 4 > 0 より、2x>42x > 4 なので、x>2x > 2 が得られます。これが「カ」に入る値です。
次に、方程式 log4(x23x10)=log4(2x4)\log_4(x^2 - 3x - 10) = \log_4(2x - 4) を解きます。対数の底が等しいので、真数部分も等しくなります。
x23x10=2x4x^2 - 3x - 10 = 2x - 4
この式を整理すると、
x23x102x+4=0x^2 - 3x - 10 - 2x + 4 = 0
x25x6=0x^2 - 5x - 6 = 0
これが「キ」に入る値です。
この2次方程式を解きます。
(x6)(x+1)=0(x - 6)(x + 1) = 0
よって、x=6x = 6 または x=1x = -1 となります。これが「ク」と「ケ」に入る値です。「ク」 < 「ケ」なので、ク = -1, ケ = 6 です。
真数条件 x>2x > 2 を満たす解を探します。x=6x = 6x>2x > 2 を満たしますが、x=1x = -1 は満たしません。
したがって、x=6x = 6 が解となります。これが「コ」に入る値です。

3. 最終的な答え

カ: 2
キ: 6
ク: -1
ケ: 6
コ: 6

「代数学」の関連問題

与えられた連立不等式を解く問題です。 $ \begin{cases} 8-3x \ge 2x+3 \\ 5x+9 < 5+3x \end{cases} $

連立不等式不等式一次不等式
2025/7/21

$y$ は $x$ に反比例し、$x=2$ のとき $y=-14$ である。$x=-7$ のときの $y$ の値を求める。

反比例比例定数方程式
2025/7/21

4. ある式 $A$ を $x^2 + 2x - 1$ で割ると、商が $x^2 - 2$ で余りが $3x+1$ である。このとき、$A$ を求める。 5. 300と400の最大公約数 (GCD) ...

多項式の割り算最大公約数最小公倍数分数循環小数整数の性質一次方程式
2025/7/21

連立方程式が一意の解を持つ場合に、その解が第1象限(境界を含まず)にある条件と、第4象限(境界を含まず)にある条件を選択肢の中から選ぶ問題です。選択肢は以下の4つです。 1. $ab > 2$ かつ...

連立方程式象限2次曲線双曲線
2025/7/21

(3) 表から、$y$ が $x$ に反比例する関係を表す式を求める問題。 (4) $y$ が $x$ に反比例し、$x=2$ のとき $y=-14$ である。$x=-7$ のときの $y$ の値を求...

反比例比例定数方程式
2025/7/21

## 問題1 (3)の内容

反比例比例定数関数
2025/7/21

(1) $y$ は $x$ に比例し、そのグラフが点 $(2, -6)$ を通る。このとき、$y$ を $x$ の式で表しなさい。 (2) 右の表で、$y$ が $x$ に比例するとき、$\boxed...

比例一次関数グラフ
2025/7/21

$\frac{x+y}{3} = \frac{y+z}{4} = \frac{z+x}{5}$ のとき、$\frac{xy+yz+zx}{x^2+y^2+z^2}$ の値を求めよ。

連立方程式式の計算
2025/7/21

$y$が$x$に比例するとき、表の空欄にあてはまる数を求めます。

比例一次関数比例定数方程式
2025/7/21

$(a+2b-c)^4$ の展開式における $ab^2c$ の係数を求めよ。

多項定理展開係数
2025/7/21