関数 $y = \frac{2x-5}{x-2}$ の定義域、値域、漸近線を求めよ。

解析学関数定義域値域漸近線分数関数
2025/7/21

1. 問題の内容

関数 y=2x5x2y = \frac{2x-5}{x-2} の定義域、値域、漸近線を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を変形します。
y=2x5x2=2(x2)1x2=21x2y = \frac{2x-5}{x-2} = \frac{2(x-2) - 1}{x-2} = 2 - \frac{1}{x-2}
次に、定義域を求めます。分母が0にならないように、x20x-2 \ne 0 である必要があります。
したがって、x2x \ne 2。定義域は x2x \ne 2 を満たす全ての実数です。
次に、値域を求めます。
y=21x2y = 2 - \frac{1}{x-2}xx について解きます。
y2=1x2y - 2 = -\frac{1}{x-2}
x2=1y2x-2 = -\frac{1}{y-2}
x=21y2x = 2 - \frac{1}{y-2}
xx が定義されるためには、y20y-2 \ne 0 である必要があります。
したがって、y2y \ne 2。値域は y2y \ne 2 を満たす全ての実数です。
最後に、漸近線を求めます。
xx が限りなく大きくなると、yy は 2 に近づきます。したがって、y=2y = 2 は水平漸近線です。
また、xx が 2 に近づくと、yy は無限大に発散します。したがって、x=2x = 2 は垂直漸近線です。

3. 最終的な答え

定義域: x2x \ne 2
値域: y2y \ne 2
漸近線: x=2x=2, y=2y=2

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