地上から真上に毎秒30mの速さでボールを投げ上げたとき、$x$秒後のポールの高さ$y$mは $y = -5x^2 + 30x$ で表される。ボールの高さが25m以上にあるのは、何秒後から何秒後までかを求めよ。

代数学二次不等式放物線2次関数
2025/7/21
## 問題 6

1. 問題の内容

地上から真上に毎秒30mの速さでボールを投げ上げたとき、xx秒後のポールの高さyymは y=5x2+30xy = -5x^2 + 30x で表される。ボールの高さが25m以上にあるのは、何秒後から何秒後までかを求めよ。

2. 解き方の手順

ボールの高さが25m以上である条件は、y25y \ge 25である。
したがって、不等式 5x2+30x25-5x^2 + 30x \ge 25 を解けばよい。
まず、不等式を整理する。
5x2+30x25-5x^2 + 30x \ge 25
5x2+30x250-5x^2 + 30x - 25 \ge 0
両辺を-5で割ると不等号の向きが変わるので、
x26x+50x^2 - 6x + 5 \le 0
左辺を因数分解すると、
(x1)(x5)0(x-1)(x-5) \le 0
この不等式を満たすxxの範囲を求める。
2次関数 y=(x1)(x5)y = (x-1)(x-5) のグラフを考えると、下に凸の放物線で、xx軸との交点はx=1x=1x=5x=5である。
したがって、y0y \le 0となるのは、1x51 \le x \le 5 のときである。

3. 最終的な答え

ボールの高さが25m以上にあるのは、1秒後から5秒後までである。

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