まず、データを小さい順に並べると 24,a,28,b,c となります。 (イ)より、第3四分位数は b であり、b=33 です。 (ウ)より、平均値は29なので、次の式が成り立ちます。
524+a+28+b+c=29 524+a+28+33+c=29 24+a+28+33+c=145 a+c+85=145 (エ)より、分散は14なので、次の式が成り立ちます。
5(24−29)2+(a−29)2+(28−29)2+(b−29)2+(c−29)2=14 5(−5)2+(a−29)2+(−1)2+(33−29)2+(c−29)2=14 25+(a−29)2+1+16+(c−29)2=70 (a−29)2+(c−29)2=28 c=60−a を代入すると、 (a−29)2+(60−a−29)2=28 (a−29)2+(31−a)2=28 a2−58a+841+a2−62a+961=28 2a2−120a+1802=28 2a2−120a+1774=0 a2−60a+887=0 a=2(1)−(−60)±(−60)2−4(1)(887) a=260±3600−3548 a=260±52 a=260±213 a=30±13 24<a<28 を満たすのは、a=30−13≈30−3.6=26.4 の方です。 したがって、a=30−13 となります。 このとき、c=60−a=60−(30−13)=30+13≈30+3.6=33.6 です。