異なる6個の玉を、3つの袋にそれぞれ1個、2個、3個ずつ入れる方法は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ場合の数
2025/7/22

1. 問題の内容

異なる6個の玉を、3つの袋にそれぞれ1個、2個、3個ずつ入れる方法は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、6個の玉から3個の玉を選び、それを1つの袋に入れます。これは 6C3{}_6 C _3 通りです。
次に、残りの3個の玉から2個の玉を選び、別の袋に入れます。これは 3C2{}_3 C _2 通りです。
最後に、残った1個の玉を最後の袋に入れます。これは 1C1=1{}_1 C _1 = 1 通りです。
したがって、玉の分け方の総数は、6C3×3C2×1C1{}_6 C _3 \times {}_3 C _2 \times {}_1 C _1 で計算できます。
計算すると、
6C3=6!3!3!=6×5×43×2×1=20{}_6 C _3 = \frac{6!}{3!3!} = \frac{6 \times 5 \times 4}{3 \times 2 \times 1} = 20
3C2=3!2!1!=3×22×1=3{}_3 C _2 = \frac{3!}{2!1!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3
1C1=1{}_1 C _1 = 1
したがって、総数は 20×3×1=6020 \times 3 \times 1 = 60 通りです。
ただし、袋は区別しないため、袋を区別しない場合はこれで正解ですが、問題文から袋を区別するものと判断して良いでしょう。

3. 最終的な答え

60通り

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