異なる6個の玉を区別しない3つの袋に、それぞれ2個ずつ入れる場合の数を求める。

確率論・統計学組み合わせ場合の数順列
2025/7/22

1. 問題の内容

異なる6個の玉を区別しない3つの袋に、それぞれ2個ずつ入れる場合の数を求める。

2. 解き方の手順

まず、6個の玉から2個を選ぶ組み合わせは 6C2{}_6C_2 通り。
次に、残りの4個の玉から2個を選ぶ組み合わせは 4C2{}_4C_2 通り。
最後に、残りの2個の玉から2個を選ぶ組み合わせは 2C2{}_2C_2 通り。
したがって、組み合わせの総数は 6C2×4C2×2C2{}_6C_2 \times {}_4C_2 \times {}_2C_2 通り。
しかし、袋は区別しないので、3つの袋の並び順を考慮する必要がない。3つの袋の並び順は3!通りなので、組み合わせの総数を3!で割る。
6C2=6!2!4!=6×52×1=15{}_6C_2 = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
4C2=4!2!2!=4×32×1=6{}_4C_2 = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
2C2=2!2!0!=1{}_2C_2 = \frac{2!}{2!0!} = 1
組み合わせの総数は 15×6×1=9015 \times 6 \times 1 = 90 通り。
袋を区別しないので、3!=3×2×1=63! = 3 \times 2 \times 1 = 6 で割る。
906=15\frac{90}{6} = 15

3. 最終的な答え

15通り

「確率論・統計学」の関連問題

母平均$\mu = 12$の正規母集団から4個のデータ3, 9, 11, 17を抽出した。標本平均、標本分散、標本標準偏差を計算し、統計量Tを計算する問題です。

標本平均標本分散標本標準偏差統計量T正規母集団
2025/7/22

5個の蝶の体長(76ミリ、85ミリ、82ミリ、80ミリ、77ミリ)が与えられたとき、母分散 $\sigma^2$ の95%信頼区間を求める問題です。標本平均 $\bar{x}$、標本分散 $s^2$、...

統計的推定信頼区間母分散カイ二乗分布
2025/7/22

ある蝶の体長が正規母集団に従うとき、観測された5個体の体長(76ミリ、85ミリ、82ミリ、80ミリ、77ミリ)を用いて、母分散 $\sigma^2$ の95%信頼区間を求める問題です。

統計的推定信頼区間母分散カイ二乗分布
2025/7/22

蝶の体長が正規母集団に従うとき、観測された4個体の体長(76ミリ、77ミリ、83ミリ、84ミリ)から、母分散$\sigma^2$の95%信頼区間を求める。

統計的推定信頼区間母分散カイ二乗分布
2025/7/22

正規母集団から抽出された4つのデータ(3, 9, 11, 17)が与えられたとき、以下の値を計算する問題です。 (1) 標本平均 $\bar{x}$ (2) 標本分散 $s^2$ (3) 標本標準偏差...

標本平均標本分散標本標準偏差カイ二乗分布統計的推測
2025/7/22

10人の生徒を、指定された人数構成のグループに分ける方法の数を求める問題です。具体的には、以下の4つの場合について、グループ分けの方法の数を求めます。 (1) 7人と3人のグループに分ける。 (2) ...

組み合わせ場合の数順列
2025/7/22

男子8人、女子4人の合計12人から6人を選んでAグループとし、残りの6人をBグループとする。以下の4つの条件を満たすようなグループ分けの方法の数を求める。 (1) Aグループがすべて男子となる場合 (...

組み合わせ場合の数グループ分け二項係数
2025/7/22

画像に表示されている、統計学における標本平均と標本分散に関する穴埋め問題を解きます。具体的には、以下の項目を埋めます。 * 標本平均の定義 * 標本平均の分布に関する性質(母平均との関係、母分...

標本平均標本分散統計確率分布カイ二乗分布正規分布期待値分散
2025/7/22

異なる6個の玉を、3つの袋にそれぞれ1個、2個、3個ずつ入れる方法は何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ場合の数
2025/7/22

異なる6個の玉を区別できる3つの袋A, B, Cに、それぞれ2個ずつ入れる場合の数を求める問題です。

組み合わせ場合の数順列
2025/7/22