$a, b$は実数であるとき、「$a=b=0$」が「$a+b=0$かつ$ab=0$」であるための必要条件、十分条件、必要十分条件のいずれであるかを答える問題です。

代数学条件必要十分条件実数代数
2025/7/21

1. 問題の内容

a,ba, bは実数であるとき、「a=b=0a=b=0」が「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」であるための必要条件、十分条件、必要十分条件のいずれであるかを答える問題です。

2. 解き方の手順

(1) 「a=b=0a=b=0」ならば「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」が成り立つかを確認します。
a=0a=0かつb=0b=0ならば、a+b=0+0=0a+b = 0+0 = 0 かつ ab=0×0=0ab = 0 \times 0 = 0 なので、「a=b=0a=b=0」ならば「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」は成り立ちます。
したがって、「a=b=0a=b=0」は「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」であるための十分条件です。
(2) 「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」ならば「a=b=0a=b=0」が成り立つかを確認します。
a+b=0a+b=0より、b=ab = -aとなります。
ab=0ab=0に代入すると、a(a)=a2=0a(-a) = -a^2 = 0となります。
よって、a2=0a^2 = 0より、a=0a = 0となります。
b=ab = -aだったので、b=0=0b = -0 = 0となります。
したがって、「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」ならば「a=b=0a=b=0」は成り立ちます。
したがって、「a=b=0a=b=0」は「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」であるための必要条件です。
(1)と(2)より、「a=b=0a=b=0」は「a+b=0a+b=0かつab=0ab=0」であるための必要十分条件です。

3. 最終的な答え

必要十分条件

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