画像の問題は、以下の5つの問題から構成されています。 [1] 子供4人と大人3人が横一列に並ぶ場合の数に関する問題。 (1) 並び方の総数を求める。 (2) 両端に大人が並ぶ並び方を求める。 [2] 5人の生徒が円形のテーブルに着席する場合の数を求める。 [3] 10人の生徒から3人を選ぶ場合の数を求める。 [4] 5つの数字1, 1, 2, 2, 3をすべて使ってできる5桁の整数の個数を求める。 [5] 赤玉3個、白玉3個、青玉2個が入っている袋から2個の玉を取り出す確率に関する問題。 (1) 1個取り出して色を確認して戻し、もう1個取り出すとき、白玉、青玉の順に取り出される確率を求める。 (2) 2個の玉を同時に取り出すとき、2個の玉の色が同じである確率を求める。

確率論・統計学順列組み合わせ円順列確率場合の数重複順列
2025/7/21
## 問題の解答

1. 問題の内容

画像の問題は、以下の5つの問題から構成されています。
[1] 子供4人と大人3人が横一列に並ぶ場合の数に関する問題。
(1) 並び方の総数を求める。
(2) 両端に大人が並ぶ並び方を求める。
[2] 5人の生徒が円形のテーブルに着席する場合の数を求める。
[3] 10人の生徒から3人を選ぶ場合の数を求める。
[4] 5つの数字1, 1, 2, 2, 3をすべて使ってできる5桁の整数の個数を求める。
[5] 赤玉3個、白玉3個、青玉2個が入っている袋から2個の玉を取り出す確率に関する問題。
(1) 1個取り出して色を確認して戻し、もう1個取り出すとき、白玉、青玉の順に取り出される確率を求める。
(2) 2個の玉を同時に取り出すとき、2個の玉の色が同じである確率を求める。

2. 解き方の手順

[1] (1) 並び方の総数:
7人全員を並べるので、7!通り。
7!=7×6×5×4×3×2×1=50407! = 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 5040 通り
(2) 両端に大人が並ぶ並び方:
まず、両端に並ぶ大人を3人から2人選んで並べるので、3P2=3×2=6_3P_2 = 3 \times 2 = 6 通り。
残りの5人(子供4人と大人1人)を並べるので、5!通り。
5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120 通り
よって、 6×120=7206 \times 120 = 720 通り。
[2] 円順列:
5人の生徒が円形のテーブルに着席する方法は、(51)!(5-1)!通り。
(51)!=4!=4×3×2×1=24(5-1)! = 4! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24 通り。
[3] 組み合わせ:
10人から3人を選ぶ組み合わせは、10C3_{10}C_3通り。
10C3=10!3!(103)!=10!3!7!=10×9×83×2×1=10×3×4=120_{10}C_3 = \frac{10!}{3!(10-3)!} = \frac{10!}{3!7!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 = 120 通り。
[4] 同じものを含む順列:
5桁の整数を作る場合、同じ数字がそれぞれ2個ずつあるので、
5!2!2!=5×4×3×2×1(2×1)(2×1)=1204=30\frac{5!}{2!2!} = \frac{5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(2 \times 1)(2 \times 1)} = \frac{120}{4} = 30 個。
[5] (1) 確率(復元抽出):
白玉を取り出す確率は38\frac{3}{8}
青玉を取り出す確率は28=14\frac{2}{8} = \frac{1}{4}
よって、38×14=332\frac{3}{8} \times \frac{1}{4} = \frac{3}{32}
(2) 確率(非復元抽出):
全事象は8C2=8×72×1=28_{8}C_2 = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 28 通り。
同じ色の玉を取り出すのは、赤玉2個、白玉2個、青玉2個を取り出す場合。
赤玉2個: 3C2=3×22×1=3_3C_2 = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3 通り
白玉2個: 3C2=3×22×1=3_3C_2 = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3 通り
青玉2個: 2C2=1_2C_2 = 1 通り
よって、3+3+128=728=14\frac{3+3+1}{28} = \frac{7}{28} = \frac{1}{4}

3. 最終的な答え

[1] (1) 5040 通り
(2) 720 通り
[2] 24 通り
[3] 120 通り
[4] 30 個
[5] (1) 332\frac{3}{32}
(2) 14\frac{1}{4}

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