5人が参加するパーティーで、各自1つずつプレゼントを用意し、抽選で全員に分けます。特定の2人A, Bが自分のプレゼントを受け取り、残りの3人が自分のプレゼント以外を受け取る場合の数を求める問題と、1人だけが自分のプレゼントを受け取る場合の数を求める問題です。
2025/7/21
1. 問題の内容
5人が参加するパーティーで、各自1つずつプレゼントを用意し、抽選で全員に分けます。特定の2人A, Bが自分のプレゼントを受け取り、残りの3人が自分のプレゼント以外を受け取る場合の数を求める問題と、1人だけが自分のプレゼントを受け取る場合の数を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 特定の2人A, Bが自分のプレゼントを受け取る場合:
まずAとBが自分のプレゼントを受け取ることを確定させます。残りの3人C, D, Eが自分のプレゼントを受け取らないように分けます。
C, D, Eが誰も自分のプレゼントを受け取らないような分け方を考えます。これは完全順列(または攪乱順列)の問題です。3人の場合の完全順列の数は2通りです。
これは以下のようになります。
- CがDのプレゼント、DがEのプレゼント、EがCのプレゼントを受け取る。
- CがEのプレゼント、DがCのプレゼント、EがDのプレゼントを受け取る。
よって、特定の2人A, Bが自分のプレゼントを受け取り、残りの3人が自分のプレゼント以外を受け取る場合の数は2通りです。
(2) 1人だけが自分のプレゼントを受け取る場合:
まず、誰が自分のプレゼントを受け取るかを選びます。5人の中から1人を選ぶので、その選び方は 通りです。
残りの4人が誰も自分のプレゼントを受け取らないように分けます。4人の完全順列の数は9通りです。
4人の完全順列の数は以下の式で計算できます。
よって、1人だけが自分のプレゼントを受け取る場合の数は 通りです。
3. 最終的な答え
特定の2人A, Bが自分のプレゼントを受け取り、残りの3人が自分のプレゼント以外を受け取る場合の数は 2 です。
1人だけが自分が用意したプレゼントを受け取る場合の数は 45 です。