問題は、資本(K)の限界生産力(MPK)を求めるものです。生産関数が $Y = 10 \ln K$ で与えられているとき、$MPK = \frac{dY}{dK}$ を計算します。

応用数学微分生産関数限界生産力経済学
2025/7/21

1. 問題の内容

問題は、資本(K)の限界生産力(MPK)を求めるものです。生産関数が Y=10lnKY = 10 \ln K で与えられているとき、MPK=dYdKMPK = \frac{dY}{dK} を計算します。

2. 解き方の手順

MPKは、生産関数Yを資本Kに関して微分することで求められます。
まず、Y=10lnKY = 10 \ln K を K で微分します。
MPK=dYdK=d(10lnK)dKMPK = \frac{dY}{dK} = \frac{d(10 \ln K)}{dK}
定数倍の微分は、定数を前に出すことができます。
MPK=10d(lnK)dKMPK = 10 \cdot \frac{d(\ln K)}{dK}
lnK\ln K を K で微分すると 1K\frac{1}{K} となります。
d(lnK)dK=1K\frac{d(\ln K)}{dK} = \frac{1}{K}
したがって、
MPK=101K=10KMPK = 10 \cdot \frac{1}{K} = \frac{10}{K}

3. 最終的な答え

10K\frac{10}{K}

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