(1)
* 三角形の成立条件より、∣8−6∣<x<8+6が成り立つ。 * したがって、2<x<14。 * 次に、三角形ABCが鋭角三角形になる条件を考える。
* AB2+BC2>CA2 より、82+x2>62、つまり、x2>36−64=−28。これは常に成立する。 * BC2+CA2>AB2 より、x2+62>82、つまり、x2>64−36=28。よって、x>28=27。 * CA2+AB2>BC2 より、62+82>x2、つまり、x2<36+64=100。よって、x<10。 * したがって、27<x<10。 (2) x=7とする。
(i)
* 余弦定理より、cos∠BAC=2⋅AB⋅ACAB2+AC2−BC2=2⋅8⋅682+62−72=9664+36−49=9651=3217 * 三角形ADEと三角形ABCは相似であり、その相似比はABAD=cos∠BACである。よって、DE=BCcos∠BAC=7⋅3217=32119 (ii)
* ∠BEC = ∠BDC = 90°であるから、四角形AEDFは円に内接する。したがって、∠AFE = ∠ADE = ∠C (弧AEに対する円周角) であるから, △ABF∽△ACE である。
* ∠ABD + ∠BAD = 90°で、∠ACE + ∠CAE = 90°より、∠ABD = ∠ACEである。
* cos∠BAC=3217より、sin∠BAC=1−cos2∠BAC=1−(3217)2=10241024−289=1024735=32735 * BE=ABsin∠BAC=832735=4735 * BF=cos∠ABCBE=2AB⋅BCAB2+BC2−AC2BE=2⋅8⋅782+72−624735=11264+49−364735=112774735=4735⋅77112=7728735=114735 * AF=AB−BF=8−114735=1188−4735≈0.15