(1)
3x3行列の行列式は次のように計算します。
adgbehcfi=a(ei−fh)−b(di−fg)+c(dh−eg) 与えられた行列の行列式を計算します。
15248−3−221=1(8⋅1−2⋅(−3))−4(5⋅1−2⋅2)+(−2)(5⋅(−3)−8⋅2)=1(8+6)−4(5−4)−2(−15−16)=14−4+62=72 (2)
4x4行列の行列式を計算します。まず、1列について余因子展開を行います。
1132020414032121=1⋅204403121−1⋅004103221+3⋅024143211−2⋅020140212 それぞれの3x3行列の行列式を計算します。
204403121=2(0⋅1−2⋅3)−4(0⋅1−2⋅4)+1(0⋅3−0⋅4)=−12+32+0=20 004103221=0−1(0⋅1−2⋅4)+2(0⋅3−0⋅4)=8 024143211=0−1(2⋅1−1⋅4)+2(2⋅3−4⋅4)=2−20=−18 020140212=0−1(2⋅2−1⋅0)+2(2⋅0−4⋅0)=−4 したがって、元の行列の行列式は 1⋅20−1⋅8+3⋅(−18)−2⋅(−4)=20−8−54+8=−34 (3)
同次連立一次方程式が非自明な解を持つためには、係数行列の行列式が0でなければなりません。
係数行列は 1−2−113k2−22 です。 この行列式を計算します。
1−2−113k2−22=1(3⋅2−(−2)⋅k)−1((−2)⋅2−(−2)⋅(−1))+2((−2)⋅k−3⋅(−1))=(6+2k)−(−4−2)+2(−2k+3)=6+2k+6−4k+6=18−2k 18−2k=0