次の4つの関数のグラフを書き、(2)~(4)の関数が(1)の関数とどのような位置関係にあるかを答えます。 (1) $y = 4^x$ (2) $y = -4^x$ (3) $y = 4^{-x}$ (4) $y = -(\frac{1}{4})^x$

解析学指数関数グラフ対称移動
2025/7/21

1. 問題の内容

次の4つの関数のグラフを書き、(2)~(4)の関数が(1)の関数とどのような位置関係にあるかを答えます。
(1) y=4xy = 4^x
(2) y=4xy = -4^x
(3) y=4xy = 4^{-x}
(4) y=(14)xy = -(\frac{1}{4})^x

2. 解き方の手順

(1) y=4xy = 4^xのグラフ:
これは基本的な指数関数のグラフです。
* x=0x=0のとき、y=40=1y=4^0 = 1なので、点(0, 1)を通ります。
* xxが増加すると、yyは急激に増加します。
* xxが減少すると、yyは0に近づきます。
(2) y=4xy = -4^xのグラフ:
これは(1)のグラフをx軸に関して対称に反転させたものです。つまり、(1)のグラフのy座標に-1をかけたものになります。
(3) y=4xy = 4^{-x}のグラフ:
これはy=(41)x=(14)xy = (4^{-1})^x = (\frac{1}{4})^xと同じです。これは指数関数で、x=0x=0のとき、y=1y=1なので、点(0, 1)を通ります。
y=4xy = 4^{-x}のグラフは、y=4xy = 4^xのグラフをy軸に関して対称に反転させたものです。
(4) y=(14)xy = -(\frac{1}{4})^xのグラフ:
これは(3)のグラフをx軸に関して対称に反転させたものです。
(2)~(4)と(1)の位置関係:
(2) y=4xy = -4^xは、y=4xy = 4^xをx軸に関して対称に反転したもの。
(3) y=4xy = 4^{-x}は、y=4xy = 4^xをy軸に関して対称に反転したもの。
(4) y=(14)xy = -(\frac{1}{4})^xは、y=4xy = 4^{-x}をx軸に関して反転させたもの。これは、y=4xy=4^xをy軸に関して反転させ、さらにx軸に関して反転させたもの。

3. 最終的な答え

(1) y=4xy = 4^x
(2) y=4xy = -4^x: y=4xy = 4^xをx軸に関して反転させたもの
(3) y=4xy = 4^{-x}: y=4xy = 4^xをy軸に関して反転させたもの
(4) y=(14)xy = -(\frac{1}{4})^x: y=4xy = 4^xをy軸に関して反転させ、さらにx軸に関して反転させたもの

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