与えられた2つの二次関数 $y=2x^2+x+2$ と $y = -\frac{1}{3}x^2 + 2x + 6$ について、それぞれのグラフとx軸との共有点の個数を求めます。

代数学二次関数判別式グラフ共有点
2025/7/21

1. 問題の内容

与えられた2つの二次関数 y=2x2+x+2y=2x^2+x+2y=13x2+2x+6y = -\frac{1}{3}x^2 + 2x + 6 について、それぞれのグラフとx軸との共有点の個数を求めます。

2. 解き方の手順

二次関数 y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c のグラフとx軸との共有点の個数は、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac の符号によって決定されます。
* D>0D > 0 のとき、共有点は2個
* D=0D = 0 のとき、共有点は1個
* D<0D < 0 のとき、共有点は0個
(1) y=2x2+x+2y=2x^2+x+2 の場合:
a=2a = 2, b=1b = 1, c=2c = 2 なので、判別式 D1D_1
D1=b24ac=12422=116=15D_1 = b^2 - 4ac = 1^2 - 4 \cdot 2 \cdot 2 = 1 - 16 = -15
D1<0D_1 < 0 なので、共有点は0個です。
(2) y=13x2+2x+6y = -\frac{1}{3}x^2 + 2x + 6 の場合:
a=13a = -\frac{1}{3}, b=2b = 2, c=6c = 6 なので、判別式 D2D_2
D2=b24ac=224(13)6=4+8=12D_2 = b^2 - 4ac = 2^2 - 4 \cdot (-\frac{1}{3}) \cdot 6 = 4 + 8 = 12
D2>0D_2 > 0 なので、共有点は2個です。

3. 最終的な答え

(1) y=2x2+x+2y=2x^2+x+2 のグラフとx軸との共有点の個数は 0個。
(2) y=13x2+2x+6y = -\frac{1}{3}x^2 + 2x + 6 のグラフとx軸との共有点の個数は 2個。

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