(1) 歩く速さが分速30m、走る速さが分速150mの人が、自宅から2600m離れた学校に向かいました。最初に歩き、途中から走って行ったところ20分かかりました。走った時間を求めます。 (2) 2人でじゃんけんのゲームをしています。勝つと10点もらい、負けると4点引かれます。20回じゃんけんをして74点残りました。勝った回数を求めます(あいこはないものとします)。 (3) 10%の食塩水200gに25%の食塩水を混ぜて15%の食塩水を作りたいとき、25%の食塩水は何g混ぜれば良いか求めます。

代数学連立方程式文章問題割合食塩水方程式
2025/7/22
はい、承知いたしました。問題を解いて回答します。

1. 問題の内容

(1) 歩く速さが分速30m、走る速さが分速150mの人が、自宅から2600m離れた学校に向かいました。最初に歩き、途中から走って行ったところ20分かかりました。走った時間を求めます。
(2) 2人でじゃんけんのゲームをしています。勝つと10点もらい、負けると4点引かれます。20回じゃんけんをして74点残りました。勝った回数を求めます(あいこはないものとします)。
(3) 10%の食塩水200gに25%の食塩水を混ぜて15%の食塩水を作りたいとき、25%の食塩水は何g混ぜれば良いか求めます。

2. 解き方の手順

(1)
* 歩いた時間と走った時間をそれぞれ変数で表します。歩いた時間を xx 分、走った時間を yy 分とします。
* 時間の合計に関する式を立てます。
x+y=20x + y = 20
* 距離の合計に関する式を立てます。歩いた距離は 30x30x m、走った距離は 150y150y mなので、
30x+150y=260030x + 150y = 2600
* 上の2つの式を連立方程式として解きます。
x=20yx = 20 - yを2番目の式に代入します。
30(20y)+150y=260030(20 - y) + 150y = 2600
60030y+150y=2600600 - 30y + 150y = 2600
120y=2000120y = 2000
y=2000120=503=1623y = \frac{2000}{120} = \frac{50}{3} = 16\frac{2}{3}
x=20503=60503=103=313x = 20 - \frac{50}{3} = \frac{60 - 50}{3} = \frac{10}{3} = 3\frac{1}{3}
* 走った時間は 162316\frac{2}{3} 分です。23\frac{2}{3} 分は 23×60=40\frac{2}{3} \times 60 = 40 秒なので、16分40秒となります。
(2)
* 勝った回数を xx 回とします。負けた回数は 20x20 - x 回となります。
* 得点の合計に関する式を立てます。
10x4(20x)=7410x - 4(20 - x) = 74
* 式を解きます。
10x80+4x=7410x - 80 + 4x = 74
14x=15414x = 154
x=15414=11x = \frac{154}{14} = 11
* したがって、勝った回数は11回です。
(3)
* 25%の食塩水の量を xx gとします。
* 食塩の量に関する式を立てます。10%の食塩水200gに含まれる食塩の量は 200×0.1=20200 \times 0.1 = 20 gです。25%の食塩水 xx gに含まれる食塩の量は 0.25x0.25x gです。混ぜ合わせた食塩水は (200+x)(200 + x) gになり、その15%が食塩の量なので、
20+0.25x=0.15(200+x)20 + 0.25x = 0.15(200 + x)
* 式を解きます。
20+0.25x=30+0.15x20 + 0.25x = 30 + 0.15x
0.1x=100.1x = 10
x=100.1=100x = \frac{10}{0.1} = 100
* したがって、25%の食塩水は100g混ぜればよいです。

3. 最終的な答え

(1) 走った時間は 16 分 40 秒。
(2) 勝った回数は 11 回。
(3) 25%の食塩水は 100 g。

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