2次不等式 $-x^2 + 10x - 30 \ge 0$ を解き、選択肢の中から適切なものを選びます。選択肢は「すべての実数」または「解はない」のいずれかです。

代数学二次不等式判別式二次関数グラフ
2025/7/22

1. 問題の内容

2次不等式 x2+10x300-x^2 + 10x - 30 \ge 0 を解き、選択肢の中から適切なものを選びます。選択肢は「すべての実数」または「解はない」のいずれかです。

2. 解き方の手順

まず、不等式の両辺に-1を掛けて、x2x^2の係数を正にします。
x210x+300x^2 - 10x + 30 \le 0
次に、2次方程式 x210x+30=0x^2 - 10x + 30 = 0 の判別式 DD を計算します。
D=b24ac=(10)24(1)(30)=100120=20D = b^2 - 4ac = (-10)^2 - 4(1)(30) = 100 - 120 = -20
判別式が負の値であるため、この2次方程式は実数解を持ちません。
2次関数 y=x210x+30y = x^2 - 10x + 30 のグラフは、下に凸の放物線であり、x軸と交わりません。
x210x+30=(x5)225+30=(x5)2+5x^2 - 10x + 30 = (x - 5)^2 - 25 + 30 = (x - 5)^2 + 5
この式から、この関数の最小値は x=5x=5 のとき 55 であることがわかります。
したがって、x210x+30x^2 - 10x + 30 は常に正の値をとります。
つまり、x210x+30>0x^2 - 10x + 30 > 0 がすべての実数 xx に対して成り立ちます。
したがって、x210x+300x^2 - 10x + 30 \le 0 を満たす実数 xx は存在しません。

3. 最終的な答え

解はない

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