## 問題53の解答

代数学二次関数放物線変化の割合関数の変域
2025/4/3
## 問題53の解答
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1. 問題の内容

以下の5つの問題に答えます。
(1) yyxx の2乗に比例し、x=3x = -3 のとき y=3y = 3 である。yyxx の式で表す。
(2) 関数 y=2x2y = 2x^2 で、xx の値が 1 から 3 まで増加するときの変化の割合を求める。
(3) 関数 y=14x2y = -\frac{1}{4}x^2 で、xx の変域が 2x5-2 \le x \le 5 のときの yy の変域を求める。
(4) 関数 y=ax2y = ax^2 で、xx の値が -4 から -2 まで増加するときの変化の割合は 3 である。aa の値を求める。
(5) 関数 y=ax2y = ax^2 で、xx の変域が 1x3-1 \le x \le 3 のとき、yy の変域が 0y60 \le y \le 6 である。aa の値を求める。
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2. 解き方の手順

(1) yyxx の2乗に比例するので、y=ax2y = ax^2 と表せる。x=3x = -3 のとき y=3y = 3 を代入すると、
3=a(3)23 = a(-3)^2
3=9a3 = 9a
a=13a = \frac{1}{3}
よって、y=13x2y = \frac{1}{3}x^2
(2) 変化の割合は、yの増加量xの増加量\frac{yの増加量}{xの増加量} で求められる。xx が 1 から 3 まで増加するとき、yy の値は、x=1x=1 のとき y=2(1)2=2y = 2(1)^2 = 2x=3x=3 のとき y=2(3)2=18y = 2(3)^2 = 18 である。
変化の割合 = 18231=162=8\frac{18 - 2}{3 - 1} = \frac{16}{2} = 8
(3) 関数 y=14x2y = -\frac{1}{4}x^2 は上に開いた放物線である。xx の変域 2x5-2 \le x \le 5 を考える。
x=0x=0 のとき、y=0y=0 である。
x=2x=-2 のとき、y=14(2)2=1y = -\frac{1}{4}(-2)^2 = -1
x=5x=5 のとき、y=14(5)2=254=6.25y = -\frac{1}{4}(5)^2 = -\frac{25}{4} = -6.25
よって、yy の変域は 254y0-\frac{25}{4} \le y \le 0
(4) xx が -4 から -2 まで増加するときの変化の割合が 3 なので、a(2)2a(4)22(4)=3\frac{a(-2)^2 - a(-4)^2}{-2 - (-4)} = 3
4a16a2=3\frac{4a - 16a}{2} = 3
12a2=3\frac{-12a}{2} = 3
6a=3-6a = 3
a=12a = -\frac{1}{2}
(5) 関数 y=ax2y = ax^2 で、xx の変域が 1x3-1 \le x \le 3 のとき、yy の変域が 0y60 \le y \le 6 である。
yy の変域に 0 が含まれているので、放物線の頂点が含まれている。
x=3x=3 のとき、y=6y=6なので、6=a(3)2=9a6 = a(3)^2 = 9a より、a=69=23a = \frac{6}{9} = \frac{2}{3}
x=1x = -1 のとき、y=23(1)2=23y = \frac{2}{3}(-1)^2 = \frac{2}{3} なので、0y60 \le y \le 6 を満たす。
したがって、a=23a = \frac{2}{3}
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3. 最終的な答え

(1) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2
(2) 8
(3) 254y0-\frac{25}{4} \le y \le 0
(4) a=12a = -\frac{1}{2}
(5) a=23a = \frac{2}{3}

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