曲線 $C: y = -x^3 + x^2$ と直線 $l: y = a$ (ただし、$a \neq 0$)がちょうど2つの共有点を持つとき、以下の問題を解きます。 (1) $a$ の値を求めます。 (2) $C$ と $l$ の共有点の $x$ 座標をすべて求めます。 (3) $C$ と $l$ で囲まれた図形の面積を求めます。
2025/7/21
1. 問題の内容
曲線 と直線 (ただし、)がちょうど2つの共有点を持つとき、以下の問題を解きます。
(1) の値を求めます。
(2) と の共有点の 座標をすべて求めます。
(3) と で囲まれた図形の面積を求めます。
2. 解き方の手順
(1) の値を求める。
と の共有点の 座標は、方程式 の解として得られます。
この方程式がちょうど2つの異なる実数解を持つためには、曲線 と直線 が接する必要があると考えられます。
まず、 と置きます。 となります。
となる の値を求めると、 より となり、 を得ます。
であり、 となります。
という条件より、 である必要があります。
(2) 共有点の 座標を求める。
のとき、 となります。
これを変形すると、 となります。
で接することから、 を因数に持つはずです。
となり、正しいことがわかります。
したがって、 (重解) または です。
(3) 囲まれた図形の面積を求める。
面積は、 で計算できます。
絶対値を取って
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)