問題は以下の3つのパートに分かれています。 * パートC:与えられた関数 $f(x)$ の、定義された $x$ の範囲における形状と増減に関する問題です。具体的には、$f(x) = \ln x$ ($x > 1$) および $f(x) = \frac{1}{x-2}$ ($x > 2$) の形状と増減を、選択肢の中から選びます。 * パートD:2次関数 $f(x) = x^2 + 8$ と1次関数 $g(x) = px$ ($p > 0$) があります。関数 $h(x) = g(x) - f(x)$ を定義し、指定された条件を満たす値を求めます。 * $p = 10$ のとき、$h(x)$ を最小にする $x$ の値を求めます。 * $h(x)$ を最小にする $x$ の値を $t$ で表すとき、$p$ と $t$ の関係を求めます。

解析学関数の増減関数の形状微分二次関数
2025/7/21
はい、承知いたしました。問題の解答を作成します。

1. 問題の内容

問題は以下の3つのパートに分かれています。
* パートC:与えられた関数 f(x)f(x) の、定義された xx の範囲における形状と増減に関する問題です。具体的には、f(x)=lnxf(x) = \ln x (x>1x > 1) および f(x)=1x2f(x) = \frac{1}{x-2} (x>2x > 2) の形状と増減を、選択肢の中から選びます。
* パートD:2次関数 f(x)=x2+8f(x) = x^2 + 8 と1次関数 g(x)=pxg(x) = px (p>0p > 0) があります。関数 h(x)=g(x)f(x)h(x) = g(x) - f(x) を定義し、指定された条件を満たす値を求めます。
* p=10p = 10 のとき、h(x)h(x) を最小にする xx の値を求めます。
* h(x)h(x) を最小にする xx の値を tt で表すとき、pptt の関係を求めます。

2. 解き方の手順

パートC:
* f(x)=lnxf(x) = \ln x (x>1x > 1) について:
* f(x)=1xf'(x) = \frac{1}{x} であるため、x>1x > 1 のとき f(x)>0f'(x) > 0。したがって、関数は増加関数です。
* f(x)=1x2f''(x) = -\frac{1}{x^2} であるため、x>1x > 1 のとき f(x)<0f''(x) < 0。したがって、関数は上に凸(凹関数)です。
* よって、選択肢 2が該当します。
* f(x)=1x2f(x) = \frac{1}{x-2} (x>2x > 2) について:
* f(x)=1(x2)2f'(x) = -\frac{1}{(x-2)^2} であるため、x>2x > 2 のとき f(x)<0f'(x) < 0。したがって、関数は減少関数です。
* f(x)=2(x2)3f''(x) = \frac{2}{(x-2)^3} であるため、x>2x > 2 のとき f(x)>0f''(x) > 0。したがって、関数は下に凸(凸関数)です。
* よって、選択肢 3が該当します。
パートD:
* h(x)=g(x)f(x)=px(x2+8)=x2+px8h(x) = g(x) - f(x) = px - (x^2 + 8) = -x^2 + px - 8
* p=10p = 10 のとき、h(x)=x2+10x8h(x) = -x^2 + 10x - 8h(x)h(x) を平方完成すると、h(x)=(x5)2+17h(x) = -(x - 5)^2 + 17 。したがって、h(x)h(x) を最大にするのは x=5x = 5 のときです。
* 一般に、h(x)=x2+px8h(x) = -x^2 + px - 8 を平方完成すると、h(x)=(xp2)2+p248h(x) = -(x - \frac{p}{2})^2 + \frac{p^2}{4} - 8
したがって、h(x)h(x) を最大にするのは x=p2x = \frac{p}{2} のときです。 問題文の指示より、x=tx=tであるので t=p2t = \frac{p}{2}、つまり、p=2tp = 2tt=p2t = \frac{p}{2}pptt の関係式で表すと、t=p2t = \frac{p}{2} 、したがって、t=p2t = \frac{p}{2}よりp=2tp = 2tが成り立ち、p=at+bp = at +bの形にすると、p=2t+0p=2t+0 となる。したがって、16に入るのは1になる。

3. 最終的な答え

* 13: 2
* 14: 3
* 15: 5
* 16: 1

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