男子5人、女子3人の中から3人の委員を選ぶとき、以下の問いに答える。 (1) 全部で何通りの選び方があるか。 (2) 男子の委員2人、女子の委員1人を選ぶ選び方は何通りあるか。
2025/4/3
## 問題66
1. 問題の内容
男子5人、女子3人の中から3人の委員を選ぶとき、以下の問いに答える。
(1) 全部で何通りの選び方があるか。
(2) 男子の委員2人、女子の委員1人を選ぶ選び方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) 全体から3人を選ぶ問題なので、組み合わせを用いる。
全体は5+3=8人なので、8人から3人を選ぶ組み合わせを計算する。
(2) 男子2人を選ぶ組み合わせと、女子1人を選ぶ組み合わせをそれぞれ計算し、それらを掛け合わせる。
男子5人から2人を選ぶ組み合わせは、
女子3人から1人を選ぶ組み合わせは、
よって、求める場合の数は、
3. 最終的な答え
(1) 56通り
(2) 30通り
## 問題67
1. 問題の内容
9人の生徒を以下の組に分ける方法は何通りあるか。
(1) 3人ずつA, B, Cの3組
(2) 3人ずつ3組
2. 解き方の手順
(1) まず9人からAの組の3人を選び、残りの6人からBの組の3人を選び、残りの3人からCの組の3人を選ぶ。
A,B,Cの区別があるので、これが答え。
(2) 3人ずつ3組に分けるとき、組に区別がないため、(1)の結果を3!で割る必要がある。
3. 最終的な答え
(1) 1680通り
(2) 280通り
## 問題68
1. 問題の内容
方程式 を満たすx, y, zの解の組について、以下の問いに答える。
(1) 0以上の整数解の組の総数を求めよ。
(2) 正の整数解の組の総数を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 0以上の整数解の組を求める問題は、重複組み合わせの問題として考えることができる。
において、 なので、6個の○を3つのグループに分けることを考える。これは、6個の○と2個の仕切りを並べる順列の数に等しい。
よって、求める場合の数は、
(2) 正の整数解の組を求める問題は、 なので、, , とおくと、 となる。
に代入すると、
この式を満たす0以上の整数解の組の数を求めればよい。
3. 最終的な答え
(1) 28組
(2) 10組