まず、最初の2x2行列の行列式を計算します。
det[x+2x2x+1x2−1]=(x+2)(x2−1)−(x+1)x2=x3+2x2−x−2−x3−x2=x2−x−2=(x−2)(x+1) この行列式が正になる条件は、(x−2)(x+1)>0 です。 これを解くと、x<−1 または x>2 となります。 次に、2番目の3x3行列の行列式を計算します。行列式が0となる x を求めます。 det2−x3343−x5−4−4−6−x 行列式を計算します。
(2−x)((3−x)(−6−x)−(−4)(5))−4(3(−6−x)−(−4)(3))+(−4)(3(5)−(3−x)(3)) =(2−x)(−18−3x+6x+x2+20)−4(−18−3x+12)−4(15−(9−3x)) =(2−x)(x2+3x+2)−4(−6−3x)−4(6+3x) =(2−x)(x+1)(x+2)−4(−6−3x)−4(6+3x) =(2−x)(x2+3x+2)+24+12x−24−12x =2x2+6x+4−x3−3x2−2x =−x3−x2+4x+4 =−(x3+x2−4x−4) =−(x2(x+1)−4(x+1)) =−(x+1)(x2−4) =−(x+1)(x−2)(x+2) この行列式が0となる条件は、−(x+1)(x−2)(x+2)=0 です。 これを解くと、x=−1,x=2,x=−2 となります。 最初の行列式が正となる条件と、2番目の行列式が0にならない条件を合わせます。
x<−1 または x>2 であり、x=−1,x=2,x=−2 である必要があります。 したがって、x<−1 の場合は x<−2 または −2<x<−1 となり、x>2 の場合は x>2 となります。