男子学生の所持金 $X$ は正規分布 $N(4000, 1200^2)$ に従い、女子学生の所持金 $Y$ は正規分布 $N(6000, 900^2)$ に従う。$X$ と $Y$ は互いに独立である。以下の確率を求める問題。 (1) 彼が彼女に5000円のプレゼントを買うことができる確率 $P(X \geq 5000)$。 (2) 彼女が彼に5000円のプレゼントを買うことができる確率 $P(Y \geq 5000)$。 (3) 2人合わせて8000円のディナーを食べることができる確率 $P(X+Y \geq 8000)$。
2025/7/22
1. 問題の内容
男子学生の所持金 は正規分布 に従い、女子学生の所持金 は正規分布 に従う。 と は互いに独立である。以下の確率を求める問題。
(1) 彼が彼女に5000円のプレゼントを買うことができる確率 。
(2) 彼女が彼に5000円のプレゼントを買うことができる確率 。
(3) 2人合わせて8000円のディナーを食べることができる確率 。
2. 解き方の手順
(1) を求める。 を標準化する。
標準正規分布表から、 なので、
(2) を求める。 を標準化する。
標準正規分布表から、
(3) を求める。
の分布を考える。, より、
標準正規分布表から、
3. 最終的な答え
(1) 彼が彼女に5000円のプレゼントを買うことができる確率: 約0.2033
(2) 彼女が彼に5000円のプレゼントを買うことができる確率: 約0.8665
(3) 2人合わせて8000円のディナーを食べることができる確率: 約0.9082