台形ABCDにおいて、AB=4cm, AD=2cm, BC=6cmである。点P, Qはそれぞれ秒速1cmでBを同時に出発し、点PはAを通って辺BA, AD上をDまで動き、点Qは辺BC上をCまで動く。 出発からx秒後の三角形PBQの面積をy cm²とする。 (1) 点Pが辺AD上を動くときについて、xとyの関係を式に表し、xの変域を求めなさい。 (2) xとyの関係をグラフに表しなさい。
2025/7/22
1. 問題の内容
台形ABCDにおいて、AB=4cm, AD=2cm, BC=6cmである。点P, Qはそれぞれ秒速1cmでBを同時に出発し、点PはAを通って辺BA, AD上をDまで動き、点Qは辺BC上をCまで動く。
出発からx秒後の三角形PBQの面積をy cm²とする。
(1) 点Pが辺AD上を動くときについて、xとyの関係を式に表し、xの変域を求めなさい。
(2) xとyの関係をグラフに表しなさい。
2. 解き方の手順
(1) 点Pが辺AD上を動くとき
点PはBを出発してから4秒後にAに到着する。点PがAに到着した後、AD上をDまで動く時間はADの長さを速さで割れば求まるので、2cm / (1 cm/s) = 2秒である。したがって、点PがAD上を動くときのxの変域はとなる。
このとき、三角形PBQの高さは常にABの長さである4cmとなる。また、底辺はBQの長さであり、 cmである。
したがって、三角形PBQの面積は、
(2) xとyの関係のグラフ
上記の(1)の結果と、問題文中に与えられている点Pが辺BA上を動くときの式からグラフを作成する。
点Pが辺BA上を動くとき、であり、である。
点Pが辺AD上を動くとき、であり、である。
したがって、グラフは、のとき、を描き、のとき、を描けばよい。
3. 最終的な答え
(1) 式:
xの変域:
(2) グラフ:グラフは上記手順2-(2)の通り。