まず、 t→0 のとき、cos(t+3π) は cos(3π)=21 に近づきます。 したがって、1−2cos(t+3π) は 1−2(21)=0 に近づきます。 ln(0) は定義されないので、この極限は不定形 0−∞ になり、直接計算することはできません。 そこで、ロピタルの定理を適用します。
ロピタルの定理を適用するには、分子と分母をそれぞれ微分する必要があります。
分子の微分:
dtdln(1−2cos(t+3π))=1−2cos(t+3π)2sin(t+3π) 分母の微分:
dtdt=1 したがって、極限は以下のように書き換えられます。
limt→01−2cos(t+3π)2sin(t+3π) sin(t+3π)→sin(3π)=23 cos(t+3π)→cos(3π)=21 したがって、極限は以下のように計算できます。
limt→01−2cos(t+3π)2sin(t+3π)=1−2(21)2(23)=03 分母が0になるため、極限は存在しません。しかし、元の問題の等号は成り立たないことに注意します。
与えられた値 −23と、上の計算結果が一致しないので、どこかに誤りがあるか、問題設定がおかしい可能性があります。