濃度6%の食塩水200gに、濃度x%の食塩水500gを加えたら、濃度が4%未満になった。この条件を満たすxの値の範囲を不等式を用いて求めます。

代数学不等式濃度食塩水文章題
2025/7/22

1. 問題の内容

濃度6%の食塩水200gに、濃度x%の食塩水500gを加えたら、濃度が4%未満になった。この条件を満たすxの値の範囲を不等式を用いて求めます。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの食塩水に含まれる食塩の量を計算します。
* 6%の食塩水200gに含まれる食塩の量は 200×6100=12200 \times \frac{6}{100} = 12g です。
* x%の食塩水500gに含まれる食塩の量は 500×x100=5x500 \times \frac{x}{100} = 5xg です。
次に、混合後の食塩水全体の量と食塩の量を計算します。
* 混合後の食塩水の量は 200+500=700200 + 500 = 700g です。
* 混合後の食塩の量は 12+5x12 + 5xg です。
混合後の食塩水の濃度は 12+5x700\frac{12 + 5x}{700} です。これが4%未満なので、以下の不等式が成り立ちます。
12+5x700<4100\frac{12 + 5x}{700} < \frac{4}{100}
この不等式を解きます。
両辺に700をかけます。
12+5x<4100×70012 + 5x < \frac{4}{100} \times 700
12+5x<2812 + 5x < 28
両辺から12を引きます。
5x<28125x < 28 - 12
5x<165x < 16
両辺を5で割ります。
x<165x < \frac{16}{5}
x<3.2x < 3.2
また、食塩水の濃度xは0%より大きいはずなので、x>0x > 0
したがって、0<x<3.20 < x < 3.2

3. 最終的な答え

0<x<3.20 < x < 3.2