初項が-100、公差が5の等差数列$\{a_n\}$がある。この数列を、1個、2個、$2^2$個、$2^3$個、…の項よりなる群に分ける。 (1) 一般項$a_n$を求めよ。また、$m$番目の群の最初の項を$b_m$とおくとき、$b_8$を求めよ。 (2) $b_1 + b_2 + \cdots + b_8$を求めよ。
2025/7/22
1. 問題の内容
初項が-100、公差が5の等差数列がある。この数列を、1個、2個、個、個、…の項よりなる群に分ける。
(1) 一般項を求めよ。また、番目の群の最初の項をとおくとき、を求めよ。
(2) を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 一般項を求める。
等差数列の一般項の公式は、である。
ここで、、なので、
次に、を求める。
番目の群の最初の項は、数列の何番目の項か考える。
第群までの項数は、
したがって、番目の群の最初の項は、数列の番目の項である。
よって、
(2) を求める。
なので、
3. 最終的な答え
(1) ,
(2)