図において、$\angle x$ と $\angle y$ の大きさを求めよ。

幾何学角度四角形円周角の定理
2025/4/3

1. 問題の内容

図において、x\angle xy\angle y の大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、四角形ABCDの内角の和は360度であるから、ADC\angle ADC を求める。
ADC=360(30+57+42)=360129=231\angle ADC = 360^\circ - (30^\circ + 57^\circ + 42^\circ) = 360^\circ - 129^\circ = 231^\circ
ここで、ADC\angle ADCx\angle xy\angle y の外角になっている。
x+57=ADC\angle x + 57^\circ = \angle ADC より、x=ADC57\angle x = \angle ADC - 57^\circ
y+30=ADC\angle y + 30^\circ = \angle ADC より、y=ADC30\angle y = \angle ADC - 30^\circ
四角形ABCDの内角の和が360度であることから、以下のように求める。
DAB+ABC+BCD+CDA=360\angle DAB + \angle ABC + \angle BCD + \angle CDA = 360^\circ
ここで、
DAB=y\angle DAB = \angle y
ABC=30+57=87\angle ABC = 30^\circ + 57^\circ = 87^\circ
BCD=42\angle BCD = 42^\circ
CDA=x\angle CDA = \angle x
よって、y+87+42+x=360\angle y + 87^\circ + 42^\circ + \angle x = 360^\circ
x+y=3608742=360129=231\angle x + \angle y = 360^\circ - 87^\circ - 42^\circ = 360^\circ - 129^\circ = 231^\circ
円周角の定理を利用する。CBD=57\angle CBD = 57^\circ なので、CAD=57\angle CAD = 57^\circ である。
同様に、ACB=42\angle ACB = 42^\circ なので、ADB=42\angle ADB = 42^\circ である。
三角形ABDにおいて、BAD=y\angle BAD = \angle y , ABD=30\angle ABD = 30^\circ , ADB=42\angle ADB = 42^\circ であるから、
y=1803042=108\angle y = 180^\circ - 30^\circ - 42^\circ = 108^\circ である。
同様に、三角形BCDにおいて、CBD=57\angle CBD = 57^\circ , BCD=x\angle BCD = \angle x , BDC=42\angle BDC = 42^\circ であるから、
x=1805742=81\angle x = 180^\circ - 57^\circ - 42^\circ = 81^\circ である。

3. 最終的な答え

x=81\angle x = 81^\circ
y=108\angle y = 108^\circ

「幾何学」の関連問題

座標平面上に円 $C: x^2 + y^2 + 2ax + 2ay + 3 - 6a = 0$ と直線 $l: y = m(x-2) (m > 0)$ がある。点 (9, 4) は C 上の点である。...

直線座標平面接線共有点
2025/4/11

直方体ABCD-EFGHにおいて、FG=$2\sqrt{2}$、CG=$\sqrt{23}$、HG=$2\sqrt{2}$、$\triangle CFH = 6\sqrt{3}$である。 (1) 三角...

空間図形直方体三角錐体積三平方の定理
2025/4/11

一辺の長さが1の正四面体OABCにおいて、辺ABの中点をMとするとき、以下のものを求める問題です。 (1) $\sin \angle OMC$ (2) 三角形OMCの面積S (3) 正四面体OABCの...

正四面体空間図形三角比体積面積余弦定理
2025/4/11

半径 $R$ の円に内接する四角形 $ABCD$ があり、$AB=5$, $BC=CD=2$, $AD=4$ である。このとき、$AC$ の長さと $R$ の値を求めよ。

四角形内接余弦定理正弦定理
2025/4/11

一辺の長さが5の正四面体ABCDがある。辺BCの中点をMとし、∠AMD = θとする。頂点AからMDに下ろした垂線をANとする。 (1) $\cos{\theta}$ を求めよ。 (2) ANの長さを...

正四面体三角比余弦定理三平方の定理空間図形
2025/4/11

原点O、点P($\cos \theta, \sin \theta$) (ただし、$0 < \theta < \frac{\pi}{2}$) がある座標平面上に、点Pを通り傾きが$-\frac{3}{4...

三角関数座標平面面積最大値直線の傾き
2025/4/11

一辺の長さが5の正四面体ABCDにおいて、辺BCを2:3に内分する点をPとするとき、以下の問いに答える。 (1) 線分APの長さを求める。 (2) 角APDを$\theta$とおくとき、$\sin \...

空間図形ベクトル正四面体内分三角比面積
2025/4/11

底面の半径が $r$ 、高さが $h$ の円柱がある。この円柱の底面の半径を $\frac{1}{2}$ 倍にし、高さを2倍にした新しい円柱を作る。新しい円柱の体積は、元の円柱の体積の何倍になるか求め...

体積円柱相似
2025/4/11

500円硬貨の周りに巻き付けた紐と、その硬貨の周りから2cm離して1周させた紐の長さの差を求める問題です。円周率は $π$ とします。

円周円周率長さ幾何
2025/4/11

## 問題の内容

ベクトル位置ベクトル中点重心内分点
2025/4/11