4つの連続する整数において、最も大きい整数を除いた3つの整数の和から、最も大きい整数を引いた差は、最も小さい整数の2倍になることを文字 $n$ を用いて証明する。

代数学整数証明等式代数
2025/7/22

1. 問題の内容

4つの連続する整数において、最も大きい整数を除いた3つの整数の和から、最も大きい整数を引いた差は、最も小さい整数の2倍になることを文字 nn を用いて証明する。

2. 解き方の手順

4つの連続する整数を nn, n+1n+1, n+2n+2, n+3n+3 とする。
最も大きい整数は n+3n+3 である。
最も大きい整数を除いた3つの整数の和は、
n+(n+1)+(n+2)=3n+3n + (n+1) + (n+2) = 3n + 3
この和から最も大きい整数を引いた差は、
(3n+3)(n+3)=3n+3n3=2n(3n + 3) - (n+3) = 3n + 3 - n - 3 = 2n
これは最も小さい整数 nn の2倍である。

3. 最終的な答え

4つの続いた整数のうち、最も小さい整数を nn とすると、4つの整数は n,n+1,n+2,n+3n, n+1, n+2, n+3 と表せる。
最も大きい整数を除いた3つの整数の和は n+(n+1)+(n+2)=3n+3n + (n+1) + (n+2) = 3n + 3 である。
この和から最も大きい整数を引いた差は (3n+3)(n+3)=2n(3n+3) - (n+3) = 2n となり、これは最も小さい整数 nn の2倍である。
したがって、「4つの続いた整数のうち、最も大きい整数を除いた3つの整数の和から、最も大きい整数をひいた差は、最も小さい整数の2倍となる」ことが証明された。

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